多関節ロボットの導入事例

2022年11月15日

Posted by christopher at 15:56Comments(0)
ロボットを利用したマイクロニードル化粧品の高度精密生産
美容目的のヒアルロン酸注射の製造を自動化した例です。従来は熟練工による手作業でなければ注射針という微細なアイテムを扱うのは不可能とされていました。

折ったり傷つけたりしてはならないのはもちろんのこと、衛生管理も必須となります。垂直多関節ロボットの導入により、組み立てから包装、ラベリングまでを自動化しています。単に省人化のみならず、人間の手が触れなくなったことによって衛生環境はさらに向上しています。



ロボットを利用した鉄道車両用床板のワンサイドスポット溶接
溶接もまた熟練工の技術への依存が高い作業の一つです。また鉄道車両など対象が大型となると、溶接ガンに求められる加圧力が非常に高いものになり、車両メーカーでは専用機をつくり込んで作業するしかありませんでした。

ロボット化は不可能とされていたこの業種でも、サーボガン搭載の垂直多関節ロボット導入により効率化を実現できるようになりました。省人化はもちろん、作業時間が大幅に短縮され稼働率がアップしました。


ロボットを利用した物流倉庫におけるピッキング・搬送の自動化
周辺機器としてロボット用走行装置を上記でご紹介しましたが、自走式のロボットも開発・製造されています。カメラやLiDARの搭載により自己認識やオートマッピング、複数台数の同時制御を可能とし、ロボットのためのガイド設備を不要としています。

既存の倉庫内設備に手を加えることなくロボットを導入するだけですので、その分コストは抑制できています。省人化によって労働力不足へのソリューションともなっています。

-------------------------------------------------------------------------------------
skysmotor.comブラシレスDCモータ平行軸ギヤードモータなどを販売している専門的なオンラインサプライヤーです。お客様に競争力のある価格、または効率的なサービスを提供しております。