3Dプリンター(光造形)用レジンの性質や特徴をご紹介

2022年09月21日

スタンダードレジン
スタンダードレジンは、その名前の通り汎用的に使われるレジンです。他の種類のレジンのように、特殊な用途や特性を必要としない場合に用います。スタンダードレジンは、クセがなくて造形しやすいほか、光造形ならではの精密な仕上がりになります。

レジンは、いずれの種類もグレーがオーソドックスなカラーになりますが、スタンダードレジンでは各メーカーでグレー以外の種類も取り揃えている場合が多いです。

水洗いレジン
水洗いレジンは、硬化していない状態のレジンを水で洗い流せるタイプを指します。

一般的にレジンは、造形後にIPAなどのアルコールを用いて洗浄を行います。硬化していないレジンが付着したままだと、素手で触ったときに肌荒れやレジンアレルギーを引き起こしてしまうほか、造形物のひび割れの要因にもなります。

レジンの洗浄液は、有毒性や引火性の問題から、取り扱いが難しいものですが、水洗いレジンを使用すれば、洗浄液を必要とせず、比較的安全に扱えます。

また、水洗いレジンでは他のレジンを用いたときのように、IPAを産業廃棄物に出す必要がないので、家庭でも扱いやすいメリットがあります。水洗いレジンの廃棄は、洗い落としたレジンを容器に溜め、硬化させてからゴミ処理をします。

さらに、スタンダードレジンのようにカラーバリエーションが比較的多いのも特徴です。FLASHFORGEのLCD(光造形用)レジンでは、グレー・ベージュオレンジ・ホワイトをラインナップしています。

ABSライクレジン
ABSライクレジンは、ABS樹脂のような特性を有したレジンを指します。
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ABS樹脂は、強度・粘着性・耐衝撃性などといった機械的特性のバランスがよく、家電や電気製品、プラモデルなどに採用されている素材です。また、加工性や塗装性にも優れているので、組み立て品やフィギュアの用途にも適しています。

ABSライクレジンでは、ABS樹脂と似た特性を再現できるため、スタンダードレジンよりも、試作品に強度や粘りを求める場合などにおすすめ。さらに、光造形の特徴である、滑らかかつ高精度な造形に対応しているのもポイントです。

キャストレジン
キャストレジンは、「ロストワックス鋳造」と呼ばれる金属品の製造に使えるレジンを指します。
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ロストワックス鋳造とは、はじめにロウ型の周囲に砂型を固めて鋳型を作ります。次にロウを溶かしたところに溶融金属を流し込み、金属が冷え固まったあとに鋳型を割って製品を取り出す鋳造法のことです。キャストレジンは、ロストワックス鋳造のロウ型の代わりとして使えます。

ロストワックス鋳造は、ジュエリーのような、精度が高くて小型の金属製品を作る場合に多く採用されています。

光造形3Dプリンターは、微細で滑らかな造形に対応するため、品質のよい型を作るのに適しています。また、3Dデータさえあれば、ロウ型を直接用意できることから、製造にかかる期間を短縮できるのもポイントです。

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Posted by christopher at 16:05│Comments(0)
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