ロボット技術の歴史

2021年12月06日

Posted by christopher at 15:41Comments(0)
(1)ロボット技術の歴史と市場や環境への与えた影響
ロボットの起源は、オートマタやからくり人形のような歯車を動力とした単純な機構でした。現在のロボットは、電力源を用いて電動モータやギアを動かし、制御には電子回路が用いられ、複雑さを増しています。ロボットの要素技術向上により、工場で使用される産業用ロボットなど、人の作業を代替する存在となって工業分野での市場拡大が進みました。

2000年以降は、人とのコミュニケーションができるサービスロボットなどが開発され、掃除や受付などを支援するロボットが普及され始め、サービス業界の市場が拡大しています。AI技術の進展もあり、ロボットが自己学習をしながら人の生活全般を支援するような試みも進められています。

(2)政府や関係機関の公的支援プロジェクト
日本では、ロボット技術の開発・普及を促進するために、1970年代から公的な支援プロジェクトが複数立ち上げられました。ここでは、代表的なロボット技術支援プロジェクトについて紹介します。

①経済産業省の支援プロジェクト
経済産業省は、2019年までに22のロボット技術開発の国家プロジェクトを立ち上げており、省庁の中で最多となっています。1971年の「パターン情報処理システムの研究開発」が最初の支援プロジェクトであり、2015年には「次世代ロボット中核技術開発」や「ロボット活用型市場化適用技術開発」の2つの支援プロジェクトを開始しました。
ロボットの実用化はもちろん、東日本大震災などの災害時に活用できるロボットの開発支援なども積極的に行ってきました。

②内閣府の支援プロジェクト
内閣府では、2009年の「最先端研究開発支援プログラム(FIRST)」を皮切りに、基礎研究だけでなく実用化も視野に入れた最先端技術を生み出すために、3つのプロジェクトが立ち上げられています。

③文部科学省の支援プロジェクト
文部科学省では、5つのプロジェクトが実施されています。2012年からの「大学発新産業創出拠点プロジェクト(START)」や、2015年からの「ロボティクス・スタートアップ挑戦人材応援プロジェクト」など、2020年時点でも進行している公的支援プロジェクトが3つあります。

④NEDOの支援プロジェクト
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)では、2019年までで17のロボット技術開発プロジェクトが実施されており、主に産業や生活支援向けのロボット開発を行っています。プロジェクトでは、建設機器などの実用化はもちろん、ヒューマノイドの開発なども果たしています。

(3)SIerはロボット技術発展にどんな寄与をしてきたか
製造現場における産業用ロボット導入における工程自動化には、工場の目的に合わせてシステムを構築するシステムインテグレータ(SIer)が必要となります。

産業用ロボットは半完結製品とも呼ばれており、単体で製品を完成させるような産業用機械ではないため、システムインテグレーション(SI)が不可欠なのです。製造業では、各社によって造るモノも違えば、許容コストも違うため、SIerはユーザーの要望を汲み取りながら、最低限のコストでも安定稼働できるような自動生産システムの構築を目標としています。産業用ロボットの製造・供給メーカと、使用するエンドユーザの間に立つSIerは、工場の生産工程の効率化に大きく寄与してきたのです。

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